資格取得研究会例会報告 前回例会の報告 と き 2007年7月8日(日) 午後1時00分〜 ところ 女性と仕事の未来館
内 容: NPO法人 介護者サポートネットワークセンター・アラジン主催の公開講座「日本版介護者支援策を考える」〜海外の介護支援策に学ぶ〜を聴講
講演会参加の例会は、10回くらいになると思うのですが、介護関係の講演会へは、初めての参加となりました。「介護者」と聞いたときに「介護を職業にしている方」を想像してしまったのですが、この場合の介護者は、職業人に関わらずといいますか、むしろ、家族を介護している方・・・といった意味合いになります。 前半は、大学の教授の講演会で、後半は、6人のディスカッションでした。講演会は、イギリスを例に取り日本より進んでいる(というか、日本ではほとんど対策がなされていない)介護者支援の状況を話されました。日本は、高齢者の介護を話題の中心にしているが、イギリスでは、障害者も高齢者を分けることはしないということや、介護をする人が、介護があるために充分な収入が得られなかったり、独身者が多いなどという話題、が印象的でした。。 後半のディスカッションは、はじめに各人のテーマを紹介してから、意見を言い、質疑応答というスタイル。高齢者虐待、地域包括支援センターの重要性。(かなりの無理がかかっているらしい)人にはいろいろな面があるが、介護をする人になってしまうと、他の一切のことが忘れられて「介護者」になってしまう。介護するものを支援して行くことの重要性が、話されていました。放送大学の学生をしていると、いろいろな境遇の人がいるので、介護の苦労話を聞いたり、介護を始めてから仲間づきあいが極端に減ったりしているのを見ています。介護者支援は、始まったばかりのもののように思いますが、これから重要性をまして行くのかなと思います。 最後の方で、徴収として質問を一つしました。個人情報保護法で、人のつながりを確保するのが難しくなっているが、どうやってつながっていったらよいのか?・・・と、顔をあわせるつきあいで、つながって行くことが需要との答えだった。個人情報保護法もちょっと行き過ぎ、地域包括支援センターが情報を持っているのでそれを活用するとも言われていた。 主催団体を作られた方は、神戸の地震で、仮設住宅の高齢者を支援する活動をされていた方、神戸にいてこの種の活動をされた方の経験は、大きな力になっていると思った。 いつものように、帰りにお茶?お食事?お互いのコミュニケーションを図るのもサークル活動の一環。 研修旅行今回も結論は出なかったけれど、Mさん提案の企画を中心に宿泊場所など調べることになった。東京近郊の研修施設にはなりそうです。
2007.8.2. はこざき
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